こんにちは、室町諭です。
人は年をとると自然と必要な睡眠時間は短くなっていきます。
お年寄りが朝早くから活動しているのをよく見かけます。
お年寄り=早起き、健康的でいいじゃないか…と一見そう思えますが、
実はそうでもないのです。
今回は、お年寄りが陥りやすい「早寝早起き」の間違った認識と、
健康を維持するために、生活リズムを整える方法についてお話しします。
もし、あなたのご家族に高齢者の方がいたら、
そっと教えてあげてください。
目次
早寝早起きは老化防止になる?
高齢者が陥る睡眠時間の罠と健康維持
生活リズムの悪循環
年をとると必要な睡眠時間がだんだん短くなり、
6時間ぐらいしか寝れなくなってきます。
「早寝早起き」は若者にとっては健康にいい効果があります。
早起きの効果については、こちらの記事を参考にしてください。↓
早起きは健康にどんな効果がある?三文の徳って何の徳があるのか?
しかし、睡眠時間が短いお年寄りにとっては、
「早寝早起き」が健康にいいとは言い切れないところがあります。
例えば、夜9時に寝るとします。
すると、睡眠時間は6時間だから、夜中の3時ごろに目が覚めてしまいます。
それから日が昇るまでの時間は寝床でごそごそしたりして、
辛い時間を過ごさなければなりません。
その時間もストレスになり、疲れが溜まってしまいます。
また、早く目が覚めてしまったために、昼間に疲れが出て眠気がきます。
昼間にちょっと眠いからついウトウトしてしまうというお年寄りは
多いと思います。
ただ、昼間にウトウトしてしまうと逆に、
夜眠れなくなったり眠りが浅くなったりして、
生活リズムの悪循環を起こしてしまいます。
早寝早起きは老化防止になる?
高齢者が陥る睡眠時間の罠と健康維持
生活リズムを整えて体内時計をリセットする方法
1.夜更かしをする
起きる時間から逆算して就寝時間を決めましょう。
睡眠時間が6時間なのですから、
朝6時に起きるのなら、就寝時間は0時です。
「決して早寝はしない」ことが重要です。
それと、意識して夜に「6時間続けて寝る」ことも大切です。
6時間続けて寝ることで、しっかりと疲れも取れますし、
昼間に眠くなることを軽減できるようになります。
高齢者の方は健康の為に「夜更かし」をお勧めします!
2.適度な運動をする
昼間起きている時に適度な運動をすることは、
健康の為にも、また夜ぐっすり寝る為にもいいことです。
ただし、適度な運動です。
「自分はまだまだ若いんだ!」と張り切ってはいけません。
自分にとっての過度の運動は逆効果になり、
疲れて昼寝してしまうことにもなりかねません。
そうなると、元も子もなくなります。
個人差はありますが、
30分~1時間程度のウォーキング程度の運動がいいでしょう。
朝に運動するなら、起床して朝食を食べ、
エネルギー補給をした1時間後がお勧めです。
朝起きて、朝食をとらずにウォーキングしている人もいますが、
お勧めできません。
なぜなら、夜寝ている時も内臓などは働いていて、
起床時には体はリセットされた状態になり、
エネルギーは残っていないからです。
そんな状態で運動するということは、
体に過度な負担をかけ良くないことは明白です。
朝に運動するのなら、
しっかり朝食をとってから1時間後ぐらいからがお勧めです。
睡眠でお悩みの方は、こちらの記事も参考にしてください。↓
朝起きたら体がだるい!原因とスッキリ目覚めるための6つの方法
しっかり眠る為の寝具を集めました↓
睡眠の質を向上させるオススメの寝具特集!疲れがとれない人必見です
以上、今回は、高齢者の「早寝早起き」についてお話ししました。
参考になれば幸いです。
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こちらの記事をご覧ください。↓
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室町諭