朝起きたら体がだるい!原因とスッキリ目覚めるための6つの方法

ストレス全般、原因と対策

こんにちは、室町諭です。

 

人の体は夜寝ている時に、副交感神経の働きによって

昼間に疲れた体を回復させるようにできています。

朝起きて体がだるかったり疲れがとれていない時は、

身体に何らかの異常が生じているサインです。

 

起床時の体のだるさを引き起こす原因と対処法を解説します。

 

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目次

朝起きたら体がだるい!

原因とスッキリ目覚めるための6つの方法

 

体のだるさを引き起こす6つの原因

 

1.睡眠不足

睡眠不足には2つの原因があります。

 

①睡眠の時間が短い

 

必要な睡眠時間は人によって個人差があります。

中には、ショーツスリーパーを呼ばれる6時間未満でいい人や、

反対にロングスリーパーと呼ばれる9時間以上必要な人などもいますが、

そういう人は数は少なくて、全体の10~20%しかいません。

残りの大多数、80~90%の人は6~9時間が理想の睡眠時間になります。

その人が必要とする睡眠時間をとれていないと

スッキリと目覚めることができなくなります。

 

②睡眠の質が悪い

 

人は自律神経がバランスよく働くことにより、

身体と心の健康を保っています。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経は日中起きている時に優位に働きます。

副交感神経は夜、寝ている時に優位に働き、体を休める働きをします。

 

昼間にストレスを受けると、

興奮状態が続き、交感神経が優位に働き続けます。

副交感神経の働きが妨げられ、深い睡眠がとれなくなり、

朝起きた時に疲れがとれていなかったりして、倦怠感が生じます。

また、いびきなどは、

睡眠時無呼吸症候群を引き起こすので注意が必要です。

 

2.ストレス

 

私たちが日常生活をしている限りストレスはかかり続けています。

ただ、それを「悪い」と感じるかどうかは個人差があります。

いいストレスはアドレナリンを分泌して集中力を高めたて、

よい方向へ作用します。

大切な競技前のアスリートなどがそうです。

ただ、ストレスは人によって感じ方が違っていて、

プレッシャーで押しつぶされそうになり、

体や精神に悪影響を及ぼす場合もあります。

ストレスに関して詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓

自律神経を整える方法

 

3.栄養不足

 

不規則な生活習慣などによる食生活の乱れや

偏った食事などを続けていると、

必要な栄養が不足し、起床時にだるさを引き起こすことがあります。

 

4.運動不足

 

運動不足が続くと筋肉は衰えていきます。

筋肉は血液を送る「ポンプ」の役目をしていますので、

筋肉が衰えると血行が悪くなり、

酸素や栄養素が脳に十分回らなくなります。

 

5.飲酒

 

二日酔いによる低血糖や脱水症状などで

寝起きがだるくなることがあります。

寝る前に水を飲むなどの対策をとると緩和する可能性があります。

 

6.病気のサインの場合

 

朝スッキリ起きられない時、それは病気のサインなのかもしれません。

ふらふらする、吐き気、頭痛、発熱、などの症状や、

ひどくつらい場合は病院に行かれることをお勧めします。

様々な病気が考えられますが、代表的なものを列記しておきます。

・風邪、インフルエンザ

・急性肝炎

・慢性疲労症候群

・貧血

・精神疾患

・脳梗塞

・睡眠時無呼吸症候群

・甲状腺機能低下症

・子宮内膜増殖症

などです。

 

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朝起きたら体がだるい!

原因とスッキリ目覚めるための6つの方法

 

効果的な対処方法

 

1.朝起きた時にすること

 

まず、毎日朝起きた時にすることは習慣にすることが大切です。

そんなに難しいことではないので毎朝続けるようにしましょう。

 

・カーテンを開けて太陽の光を浴びる

・冷たい水で手を洗う

・水かジュースを飲む

・軽いストレッチ

手を上にあげて伸ばしてみたり、首や肩を軽く回したりして、

軽く体を動かします。

 

これらのことを行うと、

身体が目覚めたことを感知して交感神経が優位に働きだします。

また、毎日行うことで、生活が規則正しいリズムになり、

自律神経のバランスを整えることができます。

自律神経の乱れに関しては

こちらの記事をご覧ください。↓

自律神経を整える方法

 

2.質の良い睡眠

 

人が寝ている時はレム睡眠(浅い睡眠)と

ノンレム睡眠(深い睡眠)が交互に訪れます。

その時間は1セットで90分で、

特に最初の90分のノンレム睡眠が最も深いとされています。

スッキリと目覚める為には、

最初の90分のノンレム睡眠をしっかりととり、

起きる時はレム睡眠時がいいとされています。

なので、90分の倍数を意識して、

6から9時間の間で自分に合った睡眠時間を調整しましょう。

あと注意することは、休みの日だからといって

遅くまで寝ることは避けましょう。

生活のリズムを崩すと自律神経のリズムが崩れる原因になります。

そうすると、質のいい睡眠が得られませんので要注意です。

ゆっくり寝る方法については

こちらの記事をご覧ください。↓

ストレスを和らげる478呼吸法で安眠しましょう

 

 

3.朝食をとる

 

朝食を毎日しっかりととることが大切です。

朝食を抜いたりすると、1日の栄養素が足りなくなります。

それじゃあお昼にその分いっぱい食べればいいのでは?

と思うかもしれませんが、

朝食を抜くということは昼まで栄養が足りない状態が続くということです。

そんな状態で無理矢理体を動かすと、

あまり体に良くないことは分かると思います。

4.軽い運動

 

ジョギングやウォーキングなど、

日頃から軽い運動をすることをお勧めします。

なるべく続けられるように、

自分のできる運動にして、やり過ぎないことがコツです。

 

5.サプリメントや市販薬を使う

 

食事や睡眠を改善しても疲れがとれていない時には、

サプリメントや市販薬を使って栄養素を補うこともいいでしょう。

 

6.病院に行く

 

何らかの他の症状が出ていたり、身体が辛い場合は

なあるべく早めに病院に行くことをお勧めします。

 

 

朝起きたら体がだるい!

原因とスッキリ目覚めるための6つの方法

 

まとめ

対処方法をまとめておきます。

  1. 毎朝起きた時にすること
  2. 質の良い睡眠
  3. 朝食をとる
  4. 軽い運動
  5. サプリメントや市販薬を使う
  6. 病院に行く

 

毎日の生活習慣を改善することで、

健康な身体になり、朝の倦怠感も緩和されます。

少しずつでも出来ることから始めてみてはいかがでしょう?

 

室町諭

 

 



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