こんにちは。室町諭です。
ストレスとは生活をしていく上での
いろいろなプレッシャーを
感じた時に人が精神や体に受ける感覚、影響のことです。
人は普通に生活しているだけで外部から影響を受けています。
なので、ストレスを人に与える要因(ストレス要因)は様々で
自分でも気が付かないようなことでも
ストレスが掛かってしまったり、
同じ出来事でも、その人の性格などによって、
その出来事がストレス要因になったりならなかったりします。
仕事上でのストレスに関しても同じことが言えます。
ここでは、ストレスを引き起こす要因とストレスに弱い人の傾向、
ストレスにより私たちの精神や体にどのような症状が現れるのか?
そして、ストレスの解消方法について述べていきます。
目次
仕事や人間関係のストレスの原因と
ストレスを解消する8つの方法
ストレス要因
職場でのストレス要因
通勤時にかかる労力
上司や部下との人間関係
仕事のノルマなどによるプレッシャー
長時間労働
過酷な環境下における労働
給料や自分のポジションに対する不満
将来の不安
昇進や降格、移動や転勤
パワハラ、セクハラ など。
日常生活でのストレス要因
不規則な生活、睡眠不足や食生活など
天候や気温、季節の変化
隣人や友人との人間関係
家庭内不和
金銭的な不安
出産、子育て
結婚、離婚、死別
病気や外傷 など。
ストレスをうける要因はあらゆるものが考えられます。
知らず知らずのうちにストレスが溜まっていることもあります。
同じストレスを受けてもその人によって
悪い影響を及ぼすこともありますし、
全然大丈夫な人もいます。その差はなんでしょうか?
ストレスに強い人、弱い人
ストレスに強い人
基本的に楽天的な人。自分に都合がいいように解釈できる人。
物事を受け流せる性格で、過ぎてしまったことにくよくよ悩まない。
たとえストレスを受けてもそれを自分の趣味などで発散できる人。
相談できる友人などがいる人。
ストレスに弱い人
真面目で几帳面な人。細かいことにもこだわりを持ち、
少しでも自分の思ったことを他人が言っても意見を曲げない人。
逆に自分の意見が言えない内気な人。
友人や頼れる人がいない人。
上に書いたことは全てが全て当てはまるとは言えませんが、
ストレスに弱い人は周りに頼れる人を作るとか、
なるべく発散できる趣味を持つと少しでもストレスを
解消できるようになるかもしれません。
ストレスと聞くと辛い、苦しいとばかり思いがちですが、
いい効果をもたらす場合もあります。
ストレスによる効果、影響
いい効果
何かの困難に直面した時や高い目標に向かう時などは
ストレスが掛かります。
そういう時に自分を奮い立たせて頑張りますよね。
ストレスによってアドレナリンが出て、集中力が高まり、
やる気や自信が出てきます。
悪い影響
人間には自律神経と呼ばれる、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は活発に活動する時間帯に優位に働き、
副交感神経はリラックスし体を休めるために
夜寝る時などの時間帯に交感神経と入れ替わって
優位に働くようにプログラミングされています。
そこで、日中に強いストレスを受けると興奮状態が続いて、
交感神経のスイッチが入りっぱなしになり、
副交感神経のスイッチが入りづらくなります。
つまり、自律神経のみだれが起こります。
それが原因で様々な症状がおこります。
不眠症、頭痛、肩こり、うつ、などです。
ひどくなると自律神経失調症と診断されます。
仕事や人間関係のストレスの原因と
ストレスを解消する8つの方法
仕事中にできるストレスを和らげる方法
1.PC作業など、長時間座りっぱなしの仕事の場合、
なるべく多めにトイレに行くなどして、意識的に席を立つ。
2.休憩時間などに軽いストレッチ。 肩、首を回すなど。
3.ストレスが溜まると呼吸が浅くなりがちです。
意識して深呼吸をするとストレスを和らげられるかもしれません。
日常生活でストレスを解消する方法
1.軽い運動
ランニングやウォーキングの自分で出来る範囲の軽い運動がいいでしょう。
あまり激しい運動や運動のやり過ぎは
疲れて逆にストレスが溜まってしまうので要注意です。
運動をしたり、呼吸を数秒止めたりすると
「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」が活性化します。
2.気を許せる人と一緒に時間を過ごす。
3.カラオケやコンサートで騒いで発散する。
4.瞑想する
5.お風呂に入る
・入浴の方法についてはこちらの記事の
「2.改善、解消する方法」ー「5.温める」をご覧ください。
・自律神経のみだれによく効く「温冷浴」についてはこちらをご覧ください。
室町諭