肩こりを改善、解消する方法

ストレス全般、原因と対策

こんにちは、室町諭です。

 

この記事では、肩こりの原因や症状と、

それを改善、解消する方法についてお伝えします。

 

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目次

1.肩こりの原因と症状

 

 

肩こりの原因

 

肩こりの原因は大きく分けると4つ考えられます。

それぞれの原因を列記しておきます。

 

1.生活環境や日々の習慣、癖

 

・骨盤の歪み

骨盤矯正はこちらの記事を参考にしてください。

⇒「骨盤のゆがみを侮ってはいけない」

 

・長時間の同じ姿勢でいる(デスクワークや勉強など)

左右で同じほうばかりでカバンを持ったり、肩にかける。

左右同じ足ばかりに重心をかけて立つ。

または、椅子に座った時、同じ足ばかり上にして足を組む。

 

・骨や関節の問題

頸椎の異常、ストレートネック、五十肩など。

 

・目の疲れ、パソコン、スマホなどの使い過ぎ

 

・過労

 

・筋肉疲労(生活習慣ではなくても過度の疲労によるものもある)

 

・運動不足

 

・冷え性などの血行不良

 

2.姿勢や体形によるもの

 

  • 慢性的に姿勢が悪い(筋肉の発達不良)
  • 猫背
  • なで肩
  • 偏平足

 

3.精神的負担、ストレス

 

  • 個人の性格(真面目、神経質、心配性など)
  • 仕事などによる過度のストレス
  • ストレスなどによる自律神経の乱れ
  • 更年期による自律神経の乱れ

 

ストレスや更年期などによる自律神経の乱れに関しては、

別の記事で書いています。

こちらをご覧ください。

⇒「自律神経の乱れからくる肩こり」

 

 

4.疾病によるもの

 

  • 歯科的疾患
  • 耳鼻咽喉科的疾患
  • その他の内科的疾患や体の異常

 

疾病による肩こりは

「肩こり」がその病気のサインとなって症状に表れていますので、

早めに気が付くことと、そのまま放っておかないことが大切です。

 

腕や手、脚などにしびれがある場合は脊髄などに問題があるかもしれません。

 

いつも同じところが痛かったり、同じ動作をしたときだけ痛かったりする時も

内科的疾患のサインの可能性があります。

 

軽いマッサージなどで軽減できなくて、ひどい痛みが続く場合は、

早めに病院で診てもらいましょう。

 

さて、あなたに当てはまる原因がありましたでしょうか?

 

1と2は関連していて、生活習慣から姿勢が悪くなるケースもあります。

 

肩こりの原因は、筋肉疲労や生活習慣などの肉体的なもの、

疾病などからくるもの、精神的なものなど、あらゆる原因が考えられます。

またその原因は1つではなく、複雑に重なり合っている場合もあります。

 

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症状

 

症状は、軽いものから重いものまで様々です。

またその原因によっても、症状は変わります。

 

  • 肩や首がパンパンに張る、痛い
  • 肩や背中まで張る
  • 頭痛やめまい、耳鳴り
  • 腰痛
  • 疲れが取れない、ぐっすり眠れない
  • 便秘、発熱

 

2. 改善、解消する方法

 

改善や解消する方法は症状などによっても変わってきます。

 

自分で改善、解消するなら、出来る範囲で無理なく実践することが大切です。

自分の出来る方法を見つけて下さい。

 

参考になるように方法をいくつか書いておきます。

 

 

1.意識して良い姿勢を保つ

 

まず、生活習慣で自分の身体に歪みをもたらしている「癖」

などがあれば、意識してその癖が出ないように直しましょう。

それと姿勢を正しく保つようにしましょう。

 

でも、一旦習慣になっている癖はなかなか直らないものです。

最初のうちは、なるべく常に意識して正しい姿勢を保つようにしましょう。

 

正しい姿勢の作り方はこちらの動画を参考にしてください。

 

⇒https://youtu.be/JR-JZpSwqT0

 

⇒https://youtu.be/gqREXMIb2HY

 

また、長時間、同じ姿勢をしたり、片方の肩だけにカバンを掛けたりして

身体の片方だけに負荷をかけるようなことは避けましょう。

 

 

2.軽い運動

 

運動は習慣づけることが大切です。

あまりハードな運動だと長続きしません。

 

習慣づけるためにも、ウォーキングなど軽い運動がオススメです。

 

もちろん毎日運動するのがいいですが、

出来ない場合は少なくとも週3回以上することが必要です。

 

となると、

 

会社勤めの人とかは実行するのが難しいかもしれませんね。

その場合は、通勤の帰りの電車の駅を

いつも降りる駅の1つ前の駅で降りてみるとか、

 

それも出来ないなら、普段歩くのを早足で歩くとかだけでも

ちょっとした運動になります。

 

工夫してみてください。

 

3.ストレッチ

 

肩や腕を上げ下げする、回すなど。

ストレッチも習慣づけることが大切です。

なるべく肩こりがひどくなる前にしておくといいです。

 

習慣づけることができるまでは、意識して気が付いたらするようにします。

 

ストレッチの動画はこちらをご覧ください。

⇒「肩こり専門医院のストレッチ」

 

肩甲骨はがしのストレッチはこちらをご覧ください。

⇒「肩甲骨はがし3分間ストレッチ」

 

こちらもテレビで話題になったストレッチです。

⇒https://youtu.be/P5_PCcCwZyA

 

首を回したりするのもいいのですが、

あまり強くしたりやり過ぎは、逆効果になったりするので注意しましょう。

 

首や肩のストレッチをしていて、痛みやしびれが出たりした場合は、

頸椎に問題があるかもしれませんので、

直ちに止めて病院に行くことをお勧めします。

 

 

 

4. マッサージ

 

マッサージはやり過ぎず、気持ちいいくらいの強さですることが大切です。

 

強すぎるマッサージは血管を圧迫して、

よけいコリがひどくなる場合がありますので、要注意です。

 

こちらも参考にしてください。

⇒https://youtu.be/hJnzpsigPu8

 

5.温める

 

温めると緊張をほぐし、血液の循環を促せます。

方法はおふろ、カイロ、蒸しタオルなどです。

 

ただし、急に痛みが出るような場合や筋違いや炎症が起きている場合は、

温めるのではなく、まず炎症が治まるまで冷やしましょう。

数日して、炎症が治まってからは温めるといいです。

 

「入浴方法」を書いておきます。

 

安眠を得る入浴方法は就寝を入浴後1時間後位にするといいと言われています。

入浴直後は体が温まっています。

この状態はまだ交感神経が優位に働いている状態です。

 

そこから体温は下がっていきます。

やがて、手足の末端の体温が上がり反対に体は冷めた状態になり、

副交感神経が優位に働きだし、入眠しやすくなります。

 

お湯の温度はぬるま湯(38~40℃位)

少し時間をかけてつかる(10分程度)のがいいです。

 

血行を促し、冷え性の改善にもなります。

 

6.その他

 

寝具が合わないのであれば、寝具を変えてみる

 

寝具などは、自分に合った寝具を使う事が大切です。

朝起きて疲れがとれていなかったり、肩が凝っている場合などは、

 

一概には言えませんが、寝具が合っていない可能性もあるので、

寝具を換えることで改善する場合もあります。

 

 

さて、改善、解消する方法を書きましたが、

原因がはっきり分かっていて、その原因が根本的に解消できるのなら、

それが一番いい解消法なのは当たり前です。

 

ですが、

原因が分からないか、分かっていても、

仕事のストレスなどの精神的なものなどは、

原因を取り除くことは困難です。

 

そういう場合は、「解消」までは厳しいかもしれませんが、

 

上に書いたような方法で、症状を改善することができるかもしれません。

 

あなたが出来ることから始めてみてください。

少しでも軽減できれば嬉しいです。

 

あまり頑張り過ぎないように、適度に行うことがコツです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

室町諭

 

追記です

 

要注意!お年寄りの圧迫骨折について

 

これはぼくの奥さんの勤めている病院の整形外科の話ですが、

 

先日、お年寄りが腰が痛いので見てほしいと病院に来られたそうです。

そのお年寄りは、腰が少し前から痛かったので、近くの整体院に数回通ったけど、

いっこうに良くならないので来られたそうです。

 

結局、病院でのその患者さんの診断結果は「圧迫骨折」でした。

 

本来ならば、「圧迫骨折」は安静が大切なのですが、

先に整体院に行って検査もせず腰をごりごりさわられたので、

よけいひどくなっていたそうです。

「とりあえず、安静にしているように」と言われて患者さんは帰られたそうです。

 

年配の方で腰が痛かったら、圧迫骨折の可能性もあるので、

安易にカウンセリングや検査がないような整体院に行かずに、

病院の整形外科に行くのが賢明な選択かもしれませんね。

 

ちなみに、整体院がいけないと言っているのではありません。

肩こりは整体院がいいですよね。^^

 

その人の状況によって正しい選択をしましょうということです。

 

 


 

 

骨盤矯正に関しては

こちらの記事をご覧ください。

⇒「骨盤のゆがみを侮ってはいけない」

 

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