こんにちは、室町諭です。
私たちの一日をとっても血圧はその状況によって上下しています。
興奮したら血圧が上がりますし、
リラックスしている時は血圧も安定しています。
つまり、血圧の変動は外的要因=ストレスが
影響していることが多いのです。
そこで今回は、日常生活に潜む、
ちょっと怖いストレスによる血圧の上昇についてお話しします。
目次
ストレスで血圧上がるってホント?
日常に潜む血圧上昇の危険と対処法
ストレスとは
ストレスとは精神的、物理的な外的要因による刺激があった時に
生体が示す反応のことです。
人はストレスを受けると
ストレスは大きく分けると2種類あります。
体や精神のバランスをとるための防御反応を示します。
それを「ストレス反応」と言い、
ストレスをかける因子を「ストレッサー」と言います。
ストレスで血圧上がるってホント?
日常に潜む血圧上昇の危険と対処法
ストレス下高血圧
「ストレス下高血圧」とは、血圧がストレスによって
普段の血圧値よりも高くなる状態を言います。
ストレスを受けると脳下垂体から副腎ホルモンが分泌され、
交感神経を活性化し血管を収縮。
心拍数の増加を引き起こし、血圧を上昇させます。
また長く続くストレスは自律神経の乱れの原因となり、
高血圧だけではなく逆に低血圧になる場合もあります。
私たちが日常生活を送っているうちに、
何らかのストレスはかかり続けています。
ただ、それをストレスとして感じるか感じないかは人によっても違いますし、
自分がストレス(心身に影響を及ぼしている)と感じていなくても、
気が付かないうちに血圧が急上昇していることもあります。
普段から感情の起伏が激しい人はもちろんですが、
そうでない人も気が付かないうちにストレスが心身に影響して
血圧の変動を起こしていることもありますので、
少しでも心当たりのある方は気を付ける必要があります。
ストレスで血圧上がるってホント?
日常に潜む血圧上昇の危険と対処法
血圧が上がる原因
ストレスにより血圧が上がる原因は以下のことが考えられます。
職場の環境
職場での人間関係、パワハラなど
過度な残業を強いられる
騒音でうるさい職場
家庭環境、日常生活の環境
家庭や日常生活での人間関係
近所が騒音でうるさい
失業中
睡眠不足や疲労
ただ単に睡眠不足になっている場合と
ストレスが原因で眠れない場合もあります。
疲労も過度の運動による肉体的疲労と、
ストレスを受けたことによる精神的な疲労もあります。
またそれらのより不眠症になることもあります。
本人の性格によるもの
心配性の人など、ストレスを受ける側の性格によっても
ストレス反応は変わります。
ストレスで血圧上がるってホント?
日常に潜む血圧上昇の危険と対処法
ストレス下高血圧を改善する方法
ストレス下高血圧を改善する一番いい方法は、
ストレスになっているストレッサー(因子)を取り除くことです。
当たり前のことですが、
なかなか現実は取り除くことは難しいことが多いと思います。
そこでいくつかストレスを緩和するポイントを書いておきます。
1.手を抜くことと息抜きをする
仕事でも人間関係でも手を抜くことを覚えましょう。
張りつめてばかりだと、何をしても効率的とは言えないと思います。
手を抜ける時間や場所を確保することを考えてみてください。
そういう時間や場所があるだけでも、
少し気持ちも楽になることがあります。
ストレスを溜めない暮らし方については
こちらの記事をご覧ください↓
ストレスを溜めない暮らし方。毎日を快適に過ごすための8つの方法
2.趣味を持つ
趣味に没頭することもストレスを発散できます。
また、自律神経を正常に保ち血圧を下げる効果もあります。
ストレスを発散する方法は
こちらの記事をご覧ください↓
ストレス発散したい社会人にオススメ!ストレスを発散する15の方法
3.起床時は危険!
起床時に自律神経は副交感神経から交感神経へと切り替わります。
そのため急に交感神経が働きだし、血圧が上がりやすくなります。
心筋梗塞や脳卒中の発症が多い時間帯でもあります。
目が覚めたら、すぐに起き上がるのではなく、
布団の中でゆっくりと深呼吸をして血圧を落ち着かせます。
その時同時に手足をゆっくり伸ばして、
自分の身体に朝が来たことを徐々に知らせてあげましょう。
自律神経を整えてスッキリ目覚める方法は、
こちらの記事をご覧ください↓
朝起きたら体がだるい!原因とスッキリ目覚めるための6つの方法
ストレスで血圧上がるってホント?
日常に潜む血圧上昇の危険と対処法
まとめ
ストレス下高血圧を改善する方法
1.手を抜くことと息抜きをする
2.趣味を持つ
3.起床時は危険!
ストレス下高血圧は日常に潜む危険因子です。
日頃から血圧の高い人はもちろんですが、
正常な人も気が付かないうちに高血圧症へと向かっている可能性があります。
なるべくストレスを軽減し健康な体を維持するように心がけたいものです。
室町諭