他人から「飽き性」と言われると、
何をやってもできない人と言われているみたいで、
なんだかショックですよね。
だけど、つい10年前から比べても、
集中力が低下しているというか、所謂「飽き性」の人は増えている気がします。
今回は飽き性の人の特徴と、やってみてほしい改善方法をお話しします。
目次
飽き性な人の特徴
１．情報収集が「癖」になっている
SNSやいろいろなメディアから情報は容易に得られる時代です。
飽き性な人は、情報収集が好きで癖になってしまっている人もいます。
あまりにも情報過多で次から次へと情報が入ってくるため、
目移りしがちになってしまい、一つのことに打ち込むということが困難になります。
知識は広く浅くインプットしていきますが、身につけるのに努力が必要であったり、
すこし面倒な行動が必要であったりする場合は、避けてしまう傾向があり、
あまり深い知識を持っていません。
２．新しいことが好きで行動力がある
今が楽しければいいと思っているため、新しいことにはどんどん挑戦しますが、
次に目が移ってしまい、今やっていることに興味が無くなっていきます。
熱しやすく冷めやすいという特徴があります。
ただ、本当に興味をひくことに出会うと、どうしてもやってみたくなります。
その時の行動力は抜群です。
３．責任感があまりない
飽き性な人はあまり後先を考えないので、新しいことにはすぐに挑戦しますが、
飽きたり、難題に遭遇すると止めればいいと思っています。
責任感があまり強くないので、
仕事において一つのプロジェクトをやり遂げたり、
問題を改善したりすることが面倒になり、
しっかりと取り組もうとしません。
４．達成することにあまり意義を感じない
飽き性な人は情報をたくさん持っていて、やりたいこともいろいろとあるので、
何かをやっていても、途中でちょっとした面倒なことがあると、
面倒くさくなり人に任せてしまったり、途中で止めてしまうこともあります。
何かに興味を持ったとしても、
新しいことが出てくるとそちらに興味が移ってしまいます。
一つのことを成し遂げることよりも、
つい新しいことへの興味を優先させてしまいます。
飽き性で何でもすぐ諦めてしまっていても
人生を輝かせることはできる？
飽き性を改善する方法
情報過多からの脱却
今は多くの情報が短時間でどんどん入ってくる時代です。
私たちの脳は、必要な情報とそう出ない情報を分けていますが、
多くの情報が折り重なって入ってくるため、それを瞬時に行っています。
ただ、飽き性の人はいろいろな情報を見るのが好きで、
SNSなどが気になって仕方がない人が多いようです。
常にスマホを見ていないと落ち着かないようです。
だけど、実際にはほとんどの情報は要らない情報なのです。
仕事や知人との連絡などは別として、仮に一週間スマホを使わなかったとしても、
生活にあまり支障は来たさないのではないでしょうか？
ならば、いっそスマホの使用制限を自分に課してもいいかもしれません。
全てを制限したほうがいいとは言いませんが、
一つのことに集中できる環境を作ることが大切なので、
いろいろな雑念が入ってくる環境をシャットアウトする時間を持ちましょう。
大きな目標を持つ
努力というのは「好き嫌い関係なく、がむしゃらに頑張る」ということではありません。
「好きなことを楽しみながら続ける」ということです。
好きなことをしているからこそ続けられるのです。
傍から見て「あの人は努力している」ように見える人でも、
本人にとっては「辛いけど頑張っている」とは思っていないものです。
「楽しいから続けられる」
大切なキーポイントです。
他のものが目に入らないぐらい夢中になれることが見つけられるといいですね。
ひょっとしたら、飽き性の人は「夢中になれる何か」を
まだ見つけられていないのかもしれません。
もしくはもう既に傍にあるのに気付いていないだけなのかもしれません。
そして、夢中になれることは、なるべくゴールが遠くにあるほうがいいです。
「やってもやっても新しい知識が出てくる」ような奥の深いものなら、
興味がますます湧いてきて飽きずに続けられるかもしれませんね。
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室町諭
