新人教育の方法とコツ企業の財産である新入社員に伝える4つの心構え

会社、仕事

こんにちは。室町諭です。

 

人材は企業にとって財産です。

せっかく自社を選んで入社してきてくれたのだから、

大切に育てて、社会人としても人間的にも自立し、

向上心のある人になってもらいたいものですよね。

 

そうすれば、会社にとっても揺るぎない大切な財産になるはずです。

会社を率先して引っ張っていくような将来の「会社の柱」になってもらえるように、

能力を開花させるための「人を育てる方法」についてお話しします。

 

ぼくが部下を育てるために、

大切にしてきた考え方や必ず実践していた方法です。

 

新人教育を任されている方、また部下がいる方も参考になれば嬉しいです。

 

 

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目次

新人教育の方法とコツ

企業の財産である新入社員に伝える4つの心構え

 

社会人としての考え方を教える

 

社会人としての考え方を常に持って、それに伴う行動をすることは最も大切で、

仕事をする上でも意欲のある考え方や行動をとれるようになります。

社会人としての考え方には大きく分けて4つの考え方があります。

 

1.「社会人は自分のお金は自分で稼げ」という考え方

 

「社会人は自分のお金は自分で稼ぐ」という考えを持つという事は大切です。

 

それは、事業主ではなく会社員でも同じです。

職種も、営業職でも事務系の仕事でも同じです。

 

営業は直接収益が上がるからから稼げる、

事務は稼げないという考えは間違っています。

 

事務職でも会社の業務に対する効果を上げて、業績向上に貢献しているのです。

つまり、職種にかかわらず社員一人一人の仕事全てが、

会社の利益の向上という目的を達成させるためのものなのです。

 

だから、自分の給料を上げたかったら、自分で仕事して稼ぐしかないのです。

それは直接のお金ではなく、「評価」という形になって現れるのかもしれませんが、

いずれにしても、自分の給料は自分で稼ぐしかないのです。

会社や他の誰かがお金をくれるなんて世の中そんなに甘くはありません。

 

新入社員にはまず、学生気分から抜け出してもらって、

社会人としての厳しさや心構えを持ってもらうことが最初の教育になります。

 

2.仕事をする上で、行動することには全て意味や目的がある

 

ちょっと分かりずらいですよね。

 

どういうことかと言いますと、

例えば、誰か先輩や上司に「これやっといて」と依頼されたとします。

そういう時、その仕事をすることによって、

その先に何かを達成できることがあるということです。

 

つまり本来は「○○したいから△△しておいて」と依頼されているということです。

仕事は必ず全ての行動に意味があります。

「なぜ、それをするのか?」を常に考え、

その行動がどういう意味を持つのかを把握した上で行動すると、

同じ仕事をするにしても、動き方やスピード、効率が変わってきます。

 

もし、何の為に依頼されたのか分からないときは、

遠慮なく、依頼した人に

今依頼されたことは何の為にするのかを聞くように新入社員に教育します。

 

新入社員に育ってほしいと思っている先輩や上司なら説明してくれるはずです。

 

3.自分で、もがいてみる

 

仕事をしていて、何か分からないことがあった時、

何でもすぐに誰かに聞く人がいます。

 

そういう人になっては駄目です。

分からないことがあったら、まず自分で調べてみる。

とりあえず、自分でもがいてみることが大切です。

 

その上でどうしても答えが見つからなければ、

「ここまで調べたのですが、どうしても分からなかったので教えてもらえますか?」

と先輩や上司に聞くのです。

そうすることで、より深く理解できるようになります。

 

 

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4.覚えることと調べることを分ける

 

仕事をしていて最低限覚えなければならないことがあります。

それは当然覚えなけれなならないのですが、

仕事では、全てを覚える必要はありません。

学生とちがってカンニングしても大丈夫です。

 

なので、覚えなくてもいいこともいっぱいあって、

その線引きは自分の中でするしかありません。

 

ただ、大切なのは、

覚えなくてもいいことや覚えられないことの扱いです。

それは、「どうやったら最短で答えにたどり着くか」という方法を

覚えておくということです。

そのことを新入社員に伝えて実践させることが大切です。

 

まとめ

1.「社会人は自分のお金は自分で稼げ」という考え方

2.仕事をする上で、行動することには全て意味や目的がある

3.自分で、もがいてみる

4.覚えることと調べることを分ける

 

以上が、新入社員に教える4つの心構えです。

 

もちろん、型通りの新入社員の研修も必要ですが、

人ははっきりとした考え方や目標を示してもらえると、

そこに向かって動きやすくなります。

 

先輩社員や上司が新入社員にできることは、

仕事に対して前向きになってもらうことが一番大切なことだと思います。

前向きになってもらうために、あらゆる努力をするべきだと思います。

そうなることで、会社は発展していくのですから。

 

 

室町諭

 



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