世の中にはいろいろ便利な法則があります。
あなたの知らない法則もあるかもしれませんね。
その中でも、今回は仕事に使える法則について紹介していきます。
「知っていると役に立ちます」と言いたいところですが、
知っていても使わなければ何も変わらないので、知らないのと同じことです。
ぜひ、効果がありそうな法則は仕事に取り入れてみましょう。
行動できる人が成功する人ですよ。
目次
仕事で使える世の中の法則
知っているのと知らないのでは大違い
1.パレートの法則(80対20の法則or2:6:2の法則)
経済活動における全体の大体の分布は80対20に分けることが出来るという法則です。
会社に置き換えると、全社員の内20%の社員が全売り上げの80%を作っている
ということになります。
「じゃあ、80%の社員は要らないので、
出来るだけ退職してもらったらいいんじゃないの?」
なんて思いますが、あくまで全体の分布(割合)を表す法則なので、
80%の社員も大切な要素なのです。
もし、80%の社員に退職してもらったとしても、
残った社員の全体で80対20の分布がまた起こってしまうということです。
なので、考えられるいい方法は、人員はそのままで、
80%の社員を20%の社員がより効率的に売り上げを上げられるように配置し、
最大限のサポートが出来るようにするという方法です。
パレートの法則に関する他の記事はこちら(2記事あります)↓
2:6:2の法則「今、流行っているもの」と「あなたが流行らすもの」
人間関係に疲れたら「2.6.2.の法則」を思い出して楽になろう
3.10,000時間の法則
なにの分野でも、一流になるには10,000時間が必要という法則です。
逆に言えば、何事にも10,000時間費やせば、一人前になれるということです。
ただ、それだけの時間継続することが出来ないのなら、
一人前になることはできません。
*逆算で考える
たとえば、あなたはその作業に1日4時間費やせるとします。
休む日もあるでしょうから、実際にはその日なども考慮に入れる必要がありますが、
毎日作業できたとして、10,0000時間は2,500日後にやってきます。
2,500日後のあなたが理想としている自分の姿になっていればいいのですから
そこから逆算してそれぞれの地点での目標を立てて行きます。
だいたい7年間と考えると、6年後の目標、5年後の目票…1年後の目標、
半年後の目標、5か月後、4か月後…、1か月後、3週間後、…1週間後、
明日の目標という具合に立てて行きます。
それをできるだけ忠実にクリアしていき、出来ていなければ修正を加えながら、
一つ一つ目標を乗り越えていく必要があります。
そういう地道だけれど、計画的な作業が出来た人が成功しているのです。
成功する方法についてはこちらの記事も参考にしてください↓
成功する秘訣ってあるの?成功したけりゃ2ステップの王道を行くべし!
4.パーキンソンの法則
人は仕事量に関わらず、与えられた時間を全て使ってしまうという法則です。
例えば、3日で出来る仕事でも、5日間で完了すればいいとすると、
結局5日間掛かってしまいます。
仕事を効率よく終わらせるには、マインドセット(心構え)が必要になります。
時間を短縮できる仕事なら、計画的に時間管理をして、
余った時間は次の仕事に取り掛かる癖を付けると、仕事の効率が上がります。
5.エメットの法則
仕事を先延ばしにすると、先にやってしまうよりも時間とエネルギーが倍必要になる
という法則です。
今やる気が出なかったりすると、ついつい先延ばしにしてしまいがちですが、
モチベーションというものは行動しているうちに上がってくるものです。
あなたも「最初はやる気がなかったけど、なんとなくやっているうちに
俄然、調子が出てきた」なんて経験、ありませんか?
やる気が出なくても、とりあえず取り掛かると案外仕事が進んだりするものです。
もし、それを先延ばしにすると無駄な時間とエネルギーが必要になるのです。
6.ディヘイの法則
簡単な仕事はいつでもできるという理由で先送りにされるという法則です。
簡単な仕事で所要時間も短くて済むタスクならその場でやってしまうほうがいいのです。
簡単な仕事を先送りにして難しい仕事から優先して取り掛かると、
仕事が難しい分、時間もかかりますしエネルギーも使います。
結局、簡単な仕事にいつまでたっても手が付けられなくなります。
先送りばかりしているとタスクが溜まっていき、
優先すべき仕事も埋もれてしまい、なかなか手が付けられなくなる可能性もあります。
他にもいっぱい法則があります。第二談はこちら↓
室町諭