紅茶の種類と特徴、紅茶の等級は品質じゃない?

コーヒー、紅茶でリラックス

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目次

紅茶の種類と特徴、紅茶の等級は品質じゃない?

 

主な産地別の茶葉の種類と特徴(ストレートティー)

 

 

インド産の主な紅茶

 

ダージリン

 

世界三大茶葉の一つ。インド北東部のダージリン地方の紅茶の総称。

ダージリン地方はヒマラヤ山麓にあり、日中と夜間の温度差が激しく、

それにより発生する霧が特有の香りと味を作ります。

爽やかな口当たりと芳醇な香りが特徴で、紅茶のシャンパンとも呼ばれています。

香りを楽しむためにストレートで飲まれることが多いです。

 

収穫時期によって、ファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナルの

3つに別けられ、特にセカンドフラッシュ(夏摘み)の紅茶は

マスカットフレーバーというブドウのマスカットを口に含んだような香りが特徴で、

高品質で高値で取引されることが多いです。

 

アッサム

 

北島インドのアッサム平原が原産地。アッサム平原は世界最大の紅茶産地です。

芳醇な香りと甘みが強くコクがある。色は濃い赤褐色

ダージリンと同じで、6~7月のセカンドフラッシュが最良品とされています。

コクがある為、ミルクティーがおススメです。

 

ニルギリ

 

南インドの西ガーツ山脈の南部、ニルギリ丘陵で作らる紅茶の総称

紅茶のブルーマウンテンと言われています。

優雅で穏やかな柑橘系の香りとスッキリとした味わいが特徴。

レモンティー、ミルクティーなどに適しています。

 

 

スリランカ産の主な紅茶(セイロンティー)

 

ウバ

 

世界三大茶葉の一つ。スリランカ南東部のウバの高地で作られます。

独特の爽やかな香りとスッキリとした渋みがあり、

独特の香りと深い味わいの為、好みは分かれることがあります。

色は赤身の濃いオレンジ色です。

ストレートでもミルクティーでも美味しくいただけます。

 

キャンディー

 

スリランカ、キャンディー地方で作られる紅茶の総称。

香り、渋みとも少なめで癖がなく飲みやすい。

ストレート、ミルクティー、レモンティー、ハーブティーなど、

いろいろなアレンジができます。

 

ディンブラ

 

スリランカ中部の山岳、南西斜面のディンブラ地方で作られる紅茶の総称。

花のような香りとマイルドな香りはセイロンティーの特徴であり、

日本人好みとも言えます。

 

 

 

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中国産の主な紅茶

 

キーマン

 

世界三大茶葉の一つで、生産量が少なく高価格が付きます。

蘭やバラのような香りとスモーキーフレーバーが特徴で、

色は澄んだオレンジ色です。

アールグレイによく使われます。

アールグレイとは茶葉にベルガモットオレンジで柑橘系の香りを付けた

フレーバーティーの一種です。

 

他の産地

 

インドネシアやアフリカ、また日本でも紅茶は作られています。

 

 

紅茶の種類と特徴、紅茶の等級は品質じゃない?

 

紅茶の種類

 

主なフレーバーティー

 

フレーバーティーは茶葉にハーブやドライフルーツなどを入れた着香茶です。

 

アップル
リンゴのフレーバーがブレンドされたもの。フルーツ系の紅茶では人気があります。
アールグレイ
柑橘系(ベルガモット)で香りをつけたフレーバーティー。19世紀のグレイ伯爵が名前の由来です。
フランボアーズ
キイチゴの紅茶。甘酸っぱい香りと柔らかい酸味が特徴。ストレートがオススメ。
ラプサンスーチョン
松葉で燻して香りを付けている。スモーキーな香り
カラメル
フランス生まれ。カラメルの香りが特徴。ミルクティーがオススメ。

 

ブレンドティー

 

イングリッシュブレックファースト

 

セイロン、ダージリン、アッサム、ケニア、キーマンなどをブレンド。

イギリスで朝飲まれることが多いブレンドティーです。

コクと渋みが強いため、ミルクティーで飲まれることが多いようです。

 

アフタヌーンティー

 

インドの茶葉をブレンドしています。午後の紅茶をのんびりと味わうために

ブレンドされました。まろやかな味わいでミルクティーで飲まれることが多い紅茶です。

 

クラシックブレンド

 

全体的にバランスがよく、スモーキーな香りが特徴です。

ミルクティーやアイスティーで飲まれることが多い紅茶です。

 

オレンジペコ(等級とは別)

 

スリランカの紅茶を中心にブレンドしています。

香りやコクが豊かで渋みはあまりないのが特徴です。

 

 

 

紅茶の種類と特徴、紅茶の等級は品質じゃない?

 

紅茶の製法と等級

 

紅茶の製法

 

紅茶の製法は2つあります。

一つは、オーソドックス製法で、茶葉の形を残したものです。

ほとんどのものはこの製法になります。

もう一つはCTC製法で、ティーバックに使うために細かい粒状にされたものです。

短時間で紅茶の成分が抽出できるように細かい茶葉にする製法です。

アフリカの茶葉の多くがこの製法でティーバックに使われています。

 

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紅茶の等級

 

紅茶は仕上げの行程で形状や大きさによって等級区分されます。

この等級区分は大きさや形状を表すだけで品質の等級を表すものではありません。

 

リーフティー(オーソドックス製法)の等級(茶葉の大きい順番)
OP(オレンジペコー) 細長い茶葉で、葉肉は薄く芯芽を含みます。香味が強い
P(ペコー) 葉は太めでOPより短い。芯芽はあまり含まれない。
BP(ブロークンペコー) 扁平なものが多い。芯芽は含まない。
BOP(ブロークンオレンジペコー) 葉のサイズは小さい。多く芯芽を含み香味も強い。
BOPF(ブロークンオレンジペコーファニングス) BOPより小さい。ブレンドに多く使われる。
F(ファニングス) 扁平な形で小さい。
D(ダスト) 葉が最も小さい。

 

以上、紅茶の種類と等級についてお話ししました。

紅茶はそれぞれの産地により少しずつ味や香りが違います。

自分の好みにピッタリの紅茶が見つかるといいですね。

 

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室町諭

 



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