企業に勤めていれば、組織にはいろいろな人がいます。
人の好みはそれぞれ違いますし、考え方も性格もそれぞれです。
同じ組織に自分と気が合う人だけが揃っている、
なんてことはまずありません。
ストレスがなるべく掛からないようにしたいものですが、
仕事上の人間関係などはどうしても避けられないことが多いものです。
また業務上のことでも、会社や上司の方針や指示などにより、
仕事で自分の思い通り動けなかったりすることもあります。
たとえ自分の好きな仕事をしているとしても、
企業の一員として働くのなら、何らかのストレスを受けています。
今回は職場のストレスの原因と対処方法についてお話しします。
避けられない仕事や職場のストレスを緩和、解消する方法
目次
職場のストレスの原因
職場のストレスで心身に悪影響がでる要因は、
以下のようなことがあります。
・上司や同僚との人間関係
・業績やノルマのプレッシャー
・ミスすることへの恐怖
・会社の将来性への不安
・給料、労働時間、労働条件
などです。
ストレッサー（ストレスを与えるもの、ストレスの原因）を
排除できればいいのですが、仕事上の人間関係や業績ノルマなど、
仕事上のこととなるとなかなか簡単ではないケースがほとんどです。
ストレスが掛かってくるのは仕方がない事として、
問題はそのストレスをどうコントロールできるかです。
以下、対処方法についてお話しします。
ストレスを溜めやすい人の特徴はこちらをご覧ください↓
避けられない仕事や職場のストレスを緩和、解消する方法
対処方法
１．自分自身の評価、考え方を変える
ストレスが掛かると心身に悪影響を及ぼすと思われがちですが、
全てがそうとは限りません。
その人の受け取り方によってプラスに働く場合もあります。
例えば、業務成績などのノルマのプレッシャーを受けたとしても、
それがかえって、やる気を出すきっかけと捉えられる人もいます。
そういうポジティブ思考ができる人は、
「自分軸」で考えられる人が多いようです。
他人と比べての自分の評価（他人軸）ではなく、自分自身を肯定し、
自分は自分という考え方ができる人です。
ただ「自己中」とは全く違うので勘違いしないようにしてください。
「自己中」は他人も自分と同じ考えにさせようとして、
自分の考え方を押し付けようとしますが、
「自分軸」の人は自分と他人は違う人間だということが分かっているので、
意見や考え方を押し付けたりしません。
「自分軸」で考えられる人は、仕事も自分の為にする人です。
仕事をする意味や目標をしっかりと持って取り組んでいるので、
ストレスを受けても冷静に対応し、自分の考えがブレることはありません。
自分の為になるストレスなら、それをプラスに捉えて、
モチベーションアップをすることもあるでしょうし、
また、そのストレッサーが自分自身の為にならないようなら、
積極的に排除することもあります。
無意識のうちに今の環境に流されるのではなく、
「自分軸で考える生き方」ということを意識して
少しづつでも実行していけば、
ストレスを軽減、解消することが出来るかもしれません。
ストレスを排除することができないようなら、
今の環境に身を置いておく必要はありません。
自分の為になるような環境で働くために
転職も視野に入れて考えるのもいいでしょう。
２．部署替え希望
考え方を変えてもストレスが耐えられない場合は、
転職を考える前に、部署替えを信頼できる上司に
相談するのもいいかもしれません。
その場合は、なるべくネガティブなことは言わないようにして、
「こんな仕事につきたい」という希望を伝えると
考慮してもらいやすくなります。
３．息抜き方法を確保する
・愚痴を言う相手を作る
愚痴を聞いてくれる人がいれば、その人にいろいろと聞いてもらいましょう。
日頃の溜まったものを吐き出すだけでも
気が少し楽になることがあります。
家族や友人など、何でも話せる人を作りましょう。
自分自身を大切にするためにも、気の合う人との時間を大切にすると、
自然に癒されストレスの緩和にもなります。
・趣味を持つ
趣味を持つメリットはこちらをご覧ください↓
仕事とプライベートを両立させる方法はこちらをご覧ください↓
避けられない仕事や職場のストレスを緩和、解消する方法
究極の対処方法
１．副業
ストレスなどが原因で、将来退社した場合のことを考えて、
すぐに収入に困らないように備える意味でも、
また自分の将来の可能性も試す意味でも、
副業を始めるという方法もあります。
ストレスを感じながら同じ職場で働き続けていても
溜まっていくストレスでやがて病気になるかも知れません。
副業があると、職場が嫌になって辞めるとしても
まだ道があるという「安心感」を手に入れることも出来ます。
副業のアドバイスしています↓
２．転職
どうしてもストレスが溜まり続ける場合は、
転職も視野に入れて考えましょう。
仕事をすることはもちろん、何をするにも健康でなければ何もできません。
”自分の身を削ってでも会社に奉仕する”なんて時代でもありません。
自分を大切にして、充実した仕事ができる環境を作るようにしましょう。
仕事の失敗から立ち直る方法はこちらをご覧ください↓