現代社会は「ストレス社会」だと言われています。
生活しているだけであらゆるところから
物理的にも精神的にもストレスは掛かります。
ストレスは私たちの心身にいい影響も及ぼすこともありますが、
一方で重大な悪影響を及ぼすこともあります。
この記事では、ストレスとはどういうものなのか?と
ストレスを軽減する8つの方法について説明します。
目次
ストレスを溜めない暮らし方
毎日を快適に過ごすための8つの方法
ストレスとは
「ストレス」とはもともと物理学の分野で使われた用語です。
外部から掛けられた圧力により、物体が歪んでしまう状態を言います。
そして、圧力をかけるものを「ストレッサー」と言い、
その掛けられた圧力によって生じる反応(歪んだ状態)を
「ストレス反応}と言います。
私たちのこころや体に影響を及ぼすストレッサーには、
「物理的ストレッサー」(暑さや寒さ、騒音や混雑など)、
「化学的ストレッサー」(公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など)、
「心理・社会的ストレッサー」(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など)があります。
普段私たちが「ストレス」と言っているものの多くは、
この「心理・社会的ストレッサー」のことを指しています。
職場には仕事の量や質、対人関係をはじめ、
さまざまな要因がストレッサーとなりうることが分かっています。
出典:厚生労働省「こころの耳」
本来人間には睡眠をとることで、脳や心身をリセットし、
昼間に受けたストレスを軽減するという機能が備わっています。
しかし現代社会においては、生物が本来持っている機能だけでは
回復できない程の多くのストレスが、日々掛かり続けています。
そんな身体の機能だけでは対処できないほどのストレスに
私たちが対抗するためにはどうしたらいいのでしょうか?
対処方法を述べていきます。
ストレスを溜めない暮らし方
毎日を快適に過ごすための8つの方法
1.自分をよく見せようと思わない
誰だって「他人からよく見られたい」と少しぐらいは思いますよね。
そういう気持ちから、
「他人は自分のことをどう思っているのだろう?」
「この仕事を断ったら悪いな」
などと思い、いやいやながら仕事を引き受けたり、
自分のやりたくない行動を無理をしてやることもあります。
でも、そんなことをしていてはストレスが溜まるいっぽうですよね。
「自分をよく見られたい」という気持ちを捨てましょう。
「他人からどう思われてもかまわない、自分は自分」という気持ちを持ちましょう。
精神を強く持ち、自分の気持ちを素直に表します。
「嫌なものは嫌」としたはっきりとした態度をとります。
そうすると、他人は「そういう人なんだ」と理解してくれて、
あなたへの接し方も変わってきます。
2.シンプルな生活を心がける
「いらないもの」を整理して捨てたり、
なるべく、今までやっていた「いらない行動」を止めましょう。
そうすれば、今までの慌ただしい生活から
少し時間ができるようになり、心にも余裕が出てきます。
3.100%を他人にも自分にも求めない
完璧な人間なんていませんよね。
でも几帳面で真面目な人はついつい
「きちっとやり遂げなければ…」「100点満点とらなければ」
と考えてしまいます。
そういうふうに物事全てを考えてしまうと、ストレスも溜まりますよね。
ストレスを溜めないためには、
「100点満点でなくていい」という思考にならないといけません。
完璧な人なんてほとんどいません。欠点があっていいんです。
それもその人の「特徴」と思えるようになりましょう。
4.自分の好きな仕事をする
自分の好きな仕事をしましょう。
「そんなの理想で、現実は無理に決まっている!」
という声が聞こえてきそうですが…^^
今現在、好きな仕事をしている人もいるとは思いますが、
今はそうではない人が大半でしょうし、
いきなり「好きな仕事をしましょう」と言われても無理ですよね。
なので、将来、自分が好きな、あるいは納得できる仕事に就けるように
準備をしてはどうでしょうか?
その仕事が副業から始められるようなもので、
今の会社が許してくれるのなら、副業から始めてもいいです。
また、その仕事がスキルを必要とするものなら、
今から勉強するのもいいと思います。
「未来の自分に投資する」という考え方は
これからの社会では必要になりつつあります。
あなたの未来に投資することを考えてみてください。
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5.悩みがあっても、長い間考えない
悩みをずっと引きずって考え込んでしまうと
ストレスが溜まり「うつ」になったりします。
なかなか「考えるな!」と言っても、
その悩みが解決されない限り、考えるのを止めるのは難しいとは思います。
ここで、ぼくの好きな格言を紹介させていただきます。
それは、「人生万事、塞翁が馬」です。
「人生万事、塞翁が馬」
昔、中国北方の塞(とりで)近くに、占い師の老人(塞翁)が住んでいました。
ある日、その老人の馬が胡の地方に逃げてしまいます。
人々は気の毒がりましたが、老人は「そのうちに福が来る」と言いいました。
すると、やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきたのです。
それを人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言いました。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまいました。
人々がそれを見舞うと、老人は今度は「これが幸福の基になるだろう」と言いました。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死しましたが、
足を折った老人の息子は、兵役を免れて、戦死しなくて済んだという故事です。
つまり、「人生は何が幸いして、何が不幸になるか分からない」ということです。
くよくよ悩まず、「なるようにしかならない」「どうにかなるさ」と考えて、
何か前向きな行動を起こすようにしましょう。
6.気が合わない人と距離を置く
気が合わない人や嫌いな人と
同じ空間にいるだけでもストレスが溜まります。
そういう人とはなるべく会わないようにして、距離をとりましょう。
会社などでどうしても会わないといけない場合は、
なるべく会話しないようにさりげなく距離をおきましょう。
7.体を動かす
家の掃除や運動で体を動かすとストレス発散になります。
ただし、やり過ぎは疲れて逆にストレスが溜まりますので要注意です。
ウォーキングやランニングなど、
自分に合った方法で体を動かすのがいいです。
8.将来の夢を持つ
人は将来の夢を想像すると、幸せな気分になります。
その時、「ドーパミン」という幸せホルモンが分泌されます。
将来の夢に向かって進んでいると、
ストレスなんて感じてる暇なんてありませんよね。
ストレスを溜めない暮らし方
毎日を快適に過ごすための8つの方法
まとめ
- 自分をよく見せようと思わない。
- シンプルな生活を心がける。
- 100%を他人にも自分にも求めない。
- 自分の好きな仕事をする。
- 悩みがあっても、長い間考えない。
- 気が合わない人と距離を置く。
- 体を動かす。
- 将来の夢を持つ。
以上、ストレスを感じなくなる8つの方法についてお伝えしました。
なるべく多くを実行することでストレス軽減につながります。
室町諭