「地球温暖化から地球を救うあなたが出来る方法」
記事のタイトルを見たら、
ほんまかいな?(関西弁ですが…)と思いますよね。
言っておきますが、
映画のスーパーヒーローじゃないんだから、
あなた一人で地球を救うことはできません。
まあ、そんなことはお判りでしょうが…。
ただ、一人一人の力を合わせることができれば、
不可能ではないかもしれません。
あなたとあなたの周りの人たちが、そういった意識を持ち行動できたら、
地球を救うことが出来る可能性があります。
目次
なぜ温暖化の防止が必要なの?
ご存知のとおり、現在地球は温暖化の一途をたどっています。
このまま地球温暖化が進み、気温が上昇すると地球や私たちの生活は
どう変化するのでしょうか?
今でも、温暖化により地球の両極の氷は解け続け、
何億年前からある氷河が消滅したり、
永久凍土が解けてマンモスの化石が出てきたりしています。
このまま温暖化が加速すると、
2100年には地球の平均気温が2℃上昇すると言われています。
海面水位は50㎝ほど上昇します。
このことにより、南太平洋の島々、キリバスやツバルは
海に沈んでしまいます。
太平洋の島国が無くなってしまうのです。
当然そこに住んでいる人の住処も無くなります。
海の向こうの出来事だからと、対岸の火事のように思っていては
えらい目に遭うかもしれません。
ヤバいのは人間だけではありません。
地球の生命全てが危機に陥るかもしれません。
地域によって起こる異常気象は異なりますが、
もう既に日本にも影響は出始めているかもしれません。
あなたも感じているのではないですか?
気温の上昇、局地的大雨、気候の熱帯化、台風の巨大化など、
挙げればいろいろあります。
この先対策を講じずにこのまま温暖化を加速してしまったら、
異常な干ばつ、洪水、高潮、巨大台風、大雨など、
もっと大きい災害が起こる可能性があります。
またそれらは水不足や食糧危機、疫病などを引き起こします。
今、地球温暖化を防止、あるいは少しでもその速度を遅らすことが、
私たちに課せられた急務なのは間違いありません。
地球温暖化とは?
地球温暖化とは、主に人のいろいろな活動に伴って発生する
温室効果ガスの影響により、地表や大気の温度が上昇し、
自然の生態系や人自身に悪影響を及ぼす今人類が直面している環境問題のことです。
「主に」と書いたのは、他にも地球温暖化の原因と考えられることがあるからです。
ちなみにそれは、太陽の日射量の変動による
地球の気温の上下動のサイクルによるものですが、
それだけが、今の温暖化の要因とは言えないので、
やはり、温室効果ガスの排出が関係している可能性が高いようです。
(参考サイト: JAMSTEC 10万年に一呼吸地球の温暖化と寒冷化)
ただもし地球自身のサイクルが原因だったとしたら、
私たちにはどうすることもできません。
私たち人間が取り組めることは人が原因で発生していることを
減少させることです。
私たちや私たちの子孫の為にも手をこまねいて見ていることは出来ないはずです。
地球環境の話ですから、「個人より企業が努力すれば効果があるんじゃないの?」
と思う人もいるでしょう。
もちろん、その通りなのですが、それだけでは足りません。
一人一人が意識をもって行動することが求められています。
個人が出来る取り組みがあります
一番大きな課題が二酸化炭素排出量の削減です。
二酸化炭素の排出量を削減するには化石燃料の消費を減らすことが必要です。
そのためにいろいろな企業がそれぞれの試みをしています。
その一方で私たち個人ができることがあります。
それは、家庭から排出している二酸化炭素を減らすことです。
二酸化炭素の排出は電機、ガス、ガソリンなどが主な要因です。
なので、それらを減らす為にすることは、
1.マイカーは止めて公共交通機関を使うこと。
2.燃料をコージェネレーション設備に変える。
3.太陽光発電などを導入する。
4.使わないコンセントは抜く。
5.冷暖房はゆるめの設定温度にする。(省エネ)
6.食べ残し、賞味期限切れなどによる食品ロス。
などです。
食品ロスについてはこちら↓
もし、最近の情勢で公共交通機関の使用を敬遠されるのなら、
マイカーはマイカーでも、自転車にするのはどうでしょうか?
意外と行動範囲も広いですし、健康にもいいですよね。
また電気の消費を減らす為には日頃から省エネをを心掛けて、
家族で温度設定などルールを決めておくのもいいかもしれません。
ただし、冬の寒波の中、凍えて風邪をひいたりすると意味がないので、
無理のない程度のルール(目標)にしましょう。
省エネは日頃の私たちの心掛けで出来ることですが、
電気の消費自体を化石燃料以外のものにするという方法もあります。
例えば、コージェネレーションシステムや太陽光発電システムです。
導入費用は安くはないですが、出費した分ぐらいは
光熱費が削減できるので、徐々に返ってくるみたいです。
どれぐらい返ってくるのかは分かりませんので、
費用や削減量などについては専門業者に
尋ねてみてもいいかもしれませんね。
私たち一人一人が意識を持って行動すれば、
大きな波となり世の中を変えることが出来ます。
「省エネ」がブームになればいいですね。
今からあなたも地球を救うことが出来るはずです。
警告!あなたは今あなた自身の住処を壊しているかもしれません!
室町諭