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町の電気屋さんが潰れないのはなぜ?電気屋さんも戦っていた!

こんにちは、室町諭です。

 

現代では大型量販店やショッピングモールなど、

大型の商業施設が増えてきました。

この傾向はこの先、ますます加速することでしょう。

 

そんな状況ですので、昔からの個人商店などは

どんどん淘汰されていっているように思われます。

 

ところが、実際、町中を歩いていると、

昔からある電気屋さんやハンコ屋さんなどをたまに見かけませんか?

 

そんなお店は、外から中を覗いてみている限りでは、

あまりお客さんが入っている気配もありませんし、

とても繁盛しているようには見えませんよね。

 

 

量販店などにお客さんを捕られているから、

仕方ないかとは思いますが、

 

それにしても、なんで潰れないの?

とか、不思議に思いませんか?

 

そこで今回は、この謎を解き明かすことにしました。

こういった「地元密着型」ともいえる

昔からのお店が生き残る為にしている戦略をお伝えします。

 

 

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目次

町の電気屋さんが潰れないのはなぜ?

電気屋さんも戦っていた!

 

本にもなった「さおだけ屋さん」はなぜ潰れないのか?

 

まず、本にもなりました「さおだけ屋さん」ですが、

さおだけ屋さんはそれが本業ではなく、本当は金物屋さんです。

金物屋さんがお客さんの所へ配達に行く道中で

さお竹を売っているのです。

なかなか売れないでしょうが、

万が一、売れればガソリン代の足しにはなるということでしょうか。

 

町の電気屋さんが潰れないのはなぜ?

電気屋さんも戦っていた!

 

顧客密着で生き残る

 

筆者が昔、営業マンだった頃に取引していた大工さんの話をします。

その大工さんは個人経営をされていて、

典型的な”町の大工さん”でした。

 

ただ、その人に頼むと、

水道屋さん、電気屋さん、左官屋さんなどと連携していて、

職人さんが全て揃うという便利さがありました。

 

その大工さんは工務店などの下請けとして取引をしているほかに、

家の近所を中心に大勢の顧客を抱えていて、

小さな家の修理や網戸の張替えなどの細かい仕事もやっていて、

顧客にとっても何でも頼みやすい身近な存在だったようです。

そんなこともあってか、コンスタントに仕事は入ってきていました。

 

町中の電気屋さんが潰れない訳

 

町中の電気屋さんは

昔からの”お得意さん”という顧客を持っています。

そういうお得意さんに向けて何処かの会場を借りて

メーカーや他のお店と合同で展示会をやったりしています。

 

また商品を売るだけでなく、

大抵は、電気工事士の資格を持っていますので、

大型量販店や工務店の下請けでエアコンの取り付けや、

その他の電気工事などをやっています。

 

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町の電気屋さんが潰れないのはなぜ?

電気屋さんも戦っていた!

 

確固たるルートの維持で生き残る

 

はんこ屋さんや文房具屋さんは、

一般のお家や人が顧客にはなりませんよね。

それに、はんこや文房具などは今やコンビニなどでも買えます。

じゃあなぜ生き残れるのでしょうか?

 

それは、学校や企業などと契約をしているからです。

取引先が一般人ではなく法人なのです。

例えば、ゴム印などは学校や企業では必需品であり、消耗品です。

必ず定期的に注文が入ります。

春の新卒採用時などにも、文房具などは大量注文されたりします。

 

まとめ

 

以上、町中でたまに見る昔からのお店が

潰れない理由を見てきました。

外から見ると、何もしていないように見えますが、

それぞれ生き残るために戦いを続けています。

 

ただ、昨今はネットで物が買える時代です。

AI技術なども発達していく中で、

ますます淘汰の波は加速していくのは間違いありません。

 

昔懐かしい風景の1つが消えていくのが、

ちょっと寂しい気がするのは筆者だけでしょうか?

 

 

室町諭

 



 


 

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