マーケティングで商品価値を伝える前に必要なプライシング能力とは?

マーケティングで商品価値を伝える前に必要なプライシング能力とは?

こんにちは、室町諭です。

 

先日、テレビを見ていると、面白い番組がありました。

有名な番組なので、分かる人はすぐに分かると思いますが、

その番組は人の観察をする番組で、

その時やっていた企画は下のようなものです。

先ず、一流レストランにお客さんを

「新しい新作料理の試食会です」と言って招待します。

そして、有名なシェフが作った新作の料理を出すのですが、

実は、その料理はコンビニで普通に売っている食品を調理などをせずに、

盛り付けだけをシェフがそれらしく見えるようにしたものだったら…、

はたして、お客さんはコンビニの商品だと気付くのか?

という企画でした。

 

ちょっと面白いなと思いながら見ていたのですが、

その商品をあまり食べたことがない人は、

一流レストランで提供される料理?に

「すごく美味しい!さすがだね!」などと言ったり、

後から店員さんに「お値段はいくらぐらいで出したらいいでしょう?」

と値段も聞かれるのですが、

みなさんコンビニの食品とは気付かずに高い値段を付けていました。

人間は雰囲気に流されやすいんだなと思いました。

 

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ところで、この番組でお客さんに料理の値段を聞いていたのですが、

物の値段を自分の価値感覚を頼りにして決める能力を

「プライシング能力」と言います。

今回は、この「プライシング能力」についてお話しします。

「プライシング能力」は物の価値を見極めるだけではなく、

商売や市場(マーケット)、マーケティングをしている人にとっては、

将来を見極める上でも基本となる大切な能力ですので、

参考にして頂ければ、幸いです。

 

 

マーケティングで商品価値を伝える前に必要な

プライシング能力とは?

 

プライシング能力

 

世の中にあるものは「価値」で出来ていると

言ってもいいのではないでしょうか。

 

あなたの周りにある物、テレビやパソコン、携帯電話、

ソファー、椅子、机、その他ほとんどのあなたの所有物は、

あなたがお金を出して買ったものだと思います。

あなたの所有物以外でも世の中にあるものは

その存在価値の代償として、お金で取引される物です。

 

でも、あなたが買った物の値段はあなたが決めた値段ではないはずです。

他人が決めた値段であなたはその値段が妥当だと判断して、

もしくはちょっと高いと思ったかもしれませんが、

自分が欲しいものだから買ったのではないでしょうか?

 

そこで、提案ですが、

他人が決めた「値段=価値」を一旦リセットしてみてください。

つまり、他人が決めた値段ではなく、

あなたにとってその商品がいくらの価値があるか、

もし、あなたが他人からその商品を買うならいくらだったら買うのか?

あなたが値段を付けてみて下さい。

 

それが「プライシング能力」です。

つまり、自分で物の価値=値段を決める能力です。

 

その為には、物の「相場」を知らないと、

いくらか決められないと思うかもしれませんが、

その「相場」も他人が決めた「相場」=「価値」です。

 

大切なのは、「自分の価値基準」を持つことです。

 

「この商品に自分はいくら出せるか」を自分で決められることなのです。

その「価値感覚」を高めていくと、

自分はこの商品にいくら出せるか?

じゃあ他の人だったら、この商品にいくら出すだろうか?

こんな趣味を持っている人なら…、こんなことに興味がある人なら…、

この商品を高く買ってくれる人はどんな人か?

どんな人に向けて売ったらたくさん売れるだろう?

マーケットは?

 

ということが考えられるようになり、

より効率的なマーケティングが出来るようになってきます。

商品を買う時など、値札を見る前に

「自分はいくらだったら買うか?」を考える癖を付けるといいですよ。

 

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マーケティングで商品価値を伝える前に必要な

プライシング能力とは?

 

まとめ

 

現代の日本は物が豊富にあり、誰かが決めた値段で取引されています。

そのものに対する価値を自分で決める必要が無いため、

自分自身の価値基準も曖昧になりつつあるのかもしれません。

しっかりと「価値」を考えられる人でありたいものです。

それは、モノに対してだけでなく、人の気持ちも含みます。

 

 

室町諭

 

この記事の参考文献↓

「マーケット感覚を身につけよう」著者 ちきりん

 

 

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